ロザリータ

小論文を学ぶ―知の構築のために

論理の試験があるので、ネタ本を探していたらこんなのを見つけた。
はっきり言って掘り出し物
「小論文は技術論では対処できない。小論文それ自体が時代を
写す鏡であり、時代全体を鳥瞰する世界観を持っていないかぎり
決して書けない。」
といいながら、技術書として、いかに小論文を「偽装」
するかについても書いている。
まあ著者は高校の先生らしく、在野の哲学者っ言えばカッコいいが、、、
って感じなんだろうけど。

<<起承転結?で書け
起:個人的な話題でなく、一般的、社会的な問題提起をしろ
承:つなぎだ。①具体例を示せ②問題の限定を図れ③問題の発展を示せ
転:問題を一段深いレベルで掘り下げよ。抽象度を高くしろ。
結:結論はまとめではない。話を落ち着かせるような内容を書け。>>

<<あとは、概念の配列:つまりキーワードの羅列をすること>>

これが「偽装」
いやこの人の本音だろうな。
著者のページはhttp://www.aa.alpha-net.ne.jp/tatngo/
この本についてはまた書く。